上の玉は強く、下の玉は弱く

おはようございまする操栄造園土木の坂本一三です。

 イヌツゲにかぎらないが、木は下枝よりは上の枝のほうが
伸びが早いし、芽吹きもいいので勢いもある。上枝も下枝も
同じ調子で刈っていたのでは、いつかは下細りになる。

 自分たちは、とくに意識しなくても、上は強く、下は弱く
と、自然と形を整えながらはさみを入れている。

 一般の方たちが刈る場合は、
「上は強く(深く)下は弱(浅く)」と心がけながら刈り込むといい。

玉の刈り込みは、わきから天端へ

おはようございます。操栄造園土木の坂本一三です。

 玉の刈り込みはわきから天端(上部)に向かって、大ばさみを
入れていく。ともすると、やりやすい、天端から刈り込まれる
方が多いようだが、逆だ。

 天端は葉が密集しているので、第一、はさみが落ちないし、
厚さも決めようがない。密集しているために、かりに深く刈り
込んでしまったとき、わきにきて、葉の薄い(少ない)部分では
どうしょうもなくなってしまう。

 わきから刈り込みを始めて厚さ(刈り込み線)を決めたら、そ
の厚さで揃うように、天端に向かっていく。刈り込みの基本だ。

刈り込みは上の玉から行う

おはようございます。操栄造園土木の坂本一三です。

 玉散らしなどの仕立て物は、まず根元から勢いよく出ている
やごや、幹から出ている動吹き芽を除いあとで、各玉の刈り込
みにかかるが、上の玉から始めのが常道。

 下枝の玉から始めて上にいったのでは、下りてきたときに、
せっかく仕上げた玉に切り枝が落ち、それを払うときに大事な
枝を折ってしまうことがあるからだ。

 上から刈っていけば、次の玉に下りたときに、刈り込みなが
ら上から落ちてきた枝も、一緒にかたづけられるので、要領が
いいからです。

いい仕立て屋が年々減ってきた

おはようございます。操栄造園土木の坂本一三です。

 元気のいいうちはこまめに刈り込んで、充分にいい姿を
楽しみたい。ことさら玉仕立てや玉散らし仕立てせずに、
自然樹形で楽しむときも、やはり、ある程度、表面が揃う
ように刈り込んで整枝してやらないといけない。

 昔は、植木屋に腕のいい仕立屋がいて、木をほれぼれす
るような形につくり上げていた。ところが、このごろは農
家が片手間に、あいている園場で木を育て、半端な知識で
幹模様をつくったりするものだから、手におえないのが実
際のところだ。

 裏を返せば、それだけ厳しく木を注文する庭師が減った
ということになるのだが、、、、。

寿命のあまり長くない木

おはようございます。操栄造園土木の坂本一三です。

 昭和の初めごろに植えたイヌツゲが枯れ始めている。
東大病院にも見事なイヌツゲがあったが、ついに命果てた。
 経験上、この木は長生きできる木じゃない気がする。

 ケヤキやマツなどは長寿の木だが、イヌツゲは年数をへ
ると、幹の芯が疲れて腐り出すようだ。
 百年以上もたった古木(大木)はあまり見かけない。
五十年、六十年の寿命の木だと思う。

 永年手がけてきて、最近になってとくにそう思うように
なった。一枝が枯れ出したら要注意。二本枯れ、三本枯れ、
ついにダメになる。こうなったら、あきらめるしかない。
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